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保育士採用情報

保育士
病院での生活をより楽しく過ごせるよう
保育士ができる、いろんなこと・・・

重い障害のある方の暮らしと成長、発達を支えています。

保育士は、国立病院機構が担っている政策医療19分野のうち「重症心身障害」、「神経・筋疾患」及び「成育医療」の実施にあたり、重症心身障害、筋ジストロフィー及び小児慢性疾患等により入院されている患者さんとそのご家族への支援を児童指導員とともに行う職員(福祉職)です。
また、障害者総合支援法及び児童福祉法という福祉制度において重症心身障害、筋ジストロフィー等の利用者への福祉サービスを行っています。チーム医療における療育部門のスペシャリストとして利用者のQOL向上への支援を行うことが主たる業務となります。
 

保育士を募集している病院

以下の病院では、保育士を募集しています。
募集状況や福利厚生などの処遇については各病院ホームページにてご確認ください。

令和5年4月現在(募集情報は、随時更新)         
所在地 募集病院 募集内容 採用担当者 病院HP
茨城県 茨城東病院 非常勤職員・・・・・・・・・・1名
期間職員 ・・・・・・・・・・1名
事務部管理課
栃木県 宇都宮病院 非常勤職員・・・・・・・・・・1名 事務部管理課
埼玉県 東埼玉病院 常勤職員・・・・・・・・・・・3名
非常勤職員・・・・・・・・・・1名
期間職員(育児休業代替)・・・1名
事務部管理課
千葉県 下志津病院 非常勤職員・・・・・・・・・・1名 事務部管理課
新潟県 西新潟中央病院 常勤職員・・・・・・・・・・・1名 事務部管理課
山梨県 甲府病院 常勤職員・・・・・・・・・・・1名
非常勤職員・・・・・・・・・・1名
事務部管理課
長野県 東長野病院 非常勤職員・・・・・・・・・・1名
期間職員(休業等代替)・・・・1名
事務部管理課

業務内容

業務風景
共に楽しみ、共に育む。患者の心と笑顔のよりどころに。
保育士は、重症心身障害や筋ジストロフィー及び小児慢性疾患等により入院されている患者さんとそのご家族への支援を児童指導員とともに行う職員(福祉職)です。
個々の児の発達に応じた療育プログラムの計画と実践による発達支援や、者に対する日中の趣味活動の支援などを行っています。
また、七夕、クリスマスなど季節の行事や、コンサート、外出などの行事の企画運営などを通して、利用者に寄り添い、生活の質の向上に寄与することを目指しています。

先輩からのメッセージ

先輩1
○仕事のすべては患者さんの豊かな生活のために
(平成17年度採用 新潟病院 保育士 大橋さん)

私は主に「筋ジストロフィーやALS」の患者さんが入院されている療養介護病棟で保育士として、患者さんの日中活動支援を行っています。具体的には「音楽活動・詩・絵・写真・ゲーム、料理」といった活動を個別、あるいは集団の形で支援しています。ベッド臥床の患者さんにはベッドサイドまで出向き活動支援を行っています。
支援に際し、患者さんへ様々な体験・経験をしてもらい、それが意欲と充実感が持てる生活に繋がっていけるよう心掛けています。
患者さんは、「充実した1日にしたい」「豊かな人生にしたい」という意欲をお持ちです。そんな患者さんと一緒に考え、悩み、喜び合う事ができるのは保育士として何事にも代えがたいもので、自分自身の人生にも影響される事が多いと感じています。私はこの仕事に就き、本当に良かったと思っています。
先輩2
○「ありがとう」を広げ、つなげる仕事
(平成24年度採用 甲府病院 今福さん)

私が担当している重症心身障害病棟は、言葉でコミュニケーションをとることが難しい方、思うように身体を動かすことが難しい方が多く生活されています。医療が欠かせないことから「病院」で生活をされていますが、ここは利用者の「生活の場」です。発達支援の観点から一人一人の特徴、ストレングスを捉え、利用者のニーズをひとつでも多く叶えてよりよい生活にすることが保育士の役割です。その中でも大きな役割を担っているのが、療育活動です。最近の私のおすすめ療育は、音や映像などで宇宙空間のような環境を作り、語りや演出で宇宙旅行の気分を味わえる療育です。見慣れている場所が、少しの環境設定で全く別の空間となります。保育士は自分の得意な事を活かしながら、利用者が楽しめる療育を実施できるよう日々励んでいます。
利用者と関わった月日を振り返ると、利用者に何かを与えているわけではなく、私の生活を、私の人生を豊かにしてくれたのが利用者であることに気づきました。私が常に前を向いて成長できているのも利用者のおかげです。利用者には感謝の気持ち「ありがとう」をできる限り言葉で伝え、常にその気持ちを持ち、「ありがとう」の気持ちで利用者と関わる全ての人を繋げていきたいと考えています。